鍼灸（はり・きゅう）とは、鍼や灸で体にあるツボ（経穴）を刺激し、体が本来持っている自然治癒力を高める東洋の伝統医学です。私たちの、体の中には経絡という流れる川のようなものがあります。そして、この体内を流れている川（経路）にはいわばダムが存在します。それがいわゆるツボ（経穴）です。
川にあるダムが壊れたり、ダムにゴミ（疲労物質や痛み物質）などが溜まると、水の流れが変わったり滞ったりして川の流れ自体が悪くなってしまいます。人間の体も同じ原理のため、ツボ（ダム）をうまく刺激してあげて経路（川）の働きを本来の姿に戻してあげなくてはなりません。体の不調や筋肉のこりを取り除くための鍼灸を是非一度ご体験ください。
鍼灸治療の6つの効果
|
①免疫力がUPします
鍼や灸をするとヒトの免疫力に欠かせない白血球とリンパ球が増加することが研究によって明らかになっています。 健康状態を維持するための治療に鍼灸は最適です。 |
②血行が良くなる
針をするとその周囲の皮膚が少し赤くなります。（フレアの現象）針をすることで毛細血管が広がり血行が良くなり疲労物質や痛み物質などを押し流し、新陳代謝が促進されます。 |
|
③自律神経の調整ができる
鍼灸治療をする事で、リラックスの神経（副交感神経）を優位にさせる事ができます。副交感神経が優位になると筋肉はゆるみ、血流が増え胃腸の働きが活発になるなど様々な効能があります。 |
④筋肉がゆるむ
筋肉に針を刺すと反射的に筋肉をゆるませコリを取り除くことができます。筋肉の症状をはじめ、ヘルニアや坐骨神経痛などの痛みやしびれの改善に効果的です。 |
|
⑤鎮痛効果
鍼灸治療をする事で、体から痛みを和らげる物質が出て痛みを抑えることができます。昔は鍼を麻酔の代わりに使っていたのです。 |
⑥内臓の調子を整える
鍼灸治療をすることで、胃腸のはたらきを活発化させ調子を整える事が出来ます。食欲がない、胃がもたれる、便秘があるなどの症状にも鍼灸はその効果を発揮します！！ |
当院の鍼灸治療の方針
病気を治すより、病気にならない身体を目指しませんか？
東洋医学は、痛みや目に見える症状を治すばかりではありません。当院の鍼灸治療では、あなたの身体に眠っている
本来の「治すチカラ」である自然治癒力を最大限に
発揮できるようにサポートします。
当院の３つの約束
当院で使用している針は完全滅菌された使い捨ての物で、使用する直前に開封します。一度使用した針は、二度と使いませんので感染などの心配はありません。お灸は基本的に間接灸というやり方で行います。じわ～と温かく心地よい熱さですが、万が一熱いと感じられたとしても我慢していただく必要はありませんし、痕が残る事もありません。
初めて受ける鍼灸治療は、不安でいっぱいのことと思います。そのため、細かい内容なども分かりやすく事前に説明してご納得いただいてから治療を開始します。不安な事がありましたらお気軽にお尋ね下さい。
スタッフ一同、常に向上心を持って、新しい技術、最新の医療知識を深め、自分に限界を決めずに努力し続ける事をお約束致します。月に１度は東京や大阪で研修を受け研鑽に励んでいます。
鍼灸治療のよくある質問
- 鍼灸って熱かったり痛かったりしますか？
- 0.12ｍｍ程の極細い針を使用しますので、ほとんど痛みは感じません。先端の方などの敏感な部位では少しチクっとすることがありますが、注射ほどの痛みはありません。お灸もぽかぽかと温かく気持ちがよい程度です。
- 感染したりしないですか？
- 当院では、厚生労働省から認可を受けている使い捨ての針を使用しています。
この針は滅菌処理されており、施術寸前まで無菌状態です。誰かに使用した針を再使用する事はありませんし、手指やツボ周辺の皮膚も消毒して施術しますのでご安心ください。
- すぐに効果がでますか？
- 症状が現れて比較的すぐの場合は、その場で効果が実感できる場合がありますが、症状が慢性化している場合は治療に時間がかかったり、その場で症状が改善するといった事が難しくなったりすることがあります。
- 副作用はありますか？
- 副作用という程のものではありませんが、施術後に疲労感やだるさがでる場合が時にあります。また、内出血が起こる場合がありますが、数日で痕も残らずに治ります。
- 鍼をしたらしびれのような感覚が出たのですが？
- 針を刺した部位では「響き（ひびき）」という現象が起こります。これは、ツボを指圧した時にも起こるもので「ズーンとした感覚」や、「重だるい感じ」と表現する方が多いものです。響きは正確にツボを刺激しているという証拠で、神経を傷つけている訳ではないので、針を抜いた直後～数日で痛みは完全になくなりますのでご安心下さい。
- 施術後のお風呂に入っても大丈夫ですか？
- 施術後直後でなければ問題ありません。施術後２時間程度は入浴を控えるようにお願いしています。
- 服装はどのようなものがいいですか？
- 首元などに少し余裕のある服装がオススメです。着替えは、ハーフパンツのみ当院にてご用意しています。
