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ヘルニアと言われたら安心してください
あなたはヘルニアと聞くとどのようなことを思い浮かべますか?
神経が圧迫されることで
・痛い
・しびれる
・力が入らない
こんな症状が出るといった感じでしょうか。
では、これが間違いだったとしたらあなたはどう思いますか?
この記事では、ヘルニアによる痛みやしびれでお困りの方にとってすごく有益な内容なのでぜひ、最後まで読んでくださいね。
それでは、早速みていきましょう。
この記事の信頼性
執筆者 ORGANIC鍼灸整骨院 総院長 長谷部 俊
鍼灸師 / 柔道整復師 / 柔道整復師専科教員
大阪の整形外科のリハビリテーション科、小児整形外科で従事。
教員の資格を取得後、結婚を機に徳島県に帰省し、2009年はせべ鍼灸整骨院を開院。
その後、名西郡石井町に分院のORGANIC鍼灸整骨院石井院
愛媛県西条市にORGANIC鍼灸整骨院西条院を開院。
痛みの治療を専門に年間のべ28000人以上の患者が来院する。
ヘルニアで痛みとしびれは起こらない
結論から言うと、ヘルニアで痛みやしびれは起こりません。
病院や整形外科でMRIなどの画像診断を受けた方からすると信じられないかもしれませんが、事実です。
それを説明していきます。
まず、ヘルニアの痛みに対するこの考え方は僕の持論というわけではありません。
これまでにも本や雑誌、テレビなど様々な媒体で取り上げられている話です。
ですが、まだまだこの考え方は珍しいとされヘルニアが痛みの原因だと考えている方が普通というのが現状です。
それでは、できるだけ分かりやすく例えながら説明していきますね。
神経が圧迫されると本当に痛いのか
神経が圧迫されると本当に痛いのでしょうか。(圧迫の程度にもよりますが)
椎間板ヘルニアは、椎間板からゼリーのようなものが出てきて脊髄にある神経を圧迫することで痛みやしびれが起こるとされています。
この飛び出たヘルニアは、今急に飛び出たのでしょうか?
もし、ヘルニアが神経に触ることによって痛いのであれば、ヘルニアが飛び出して神経に触っている間はずっと痛いはずですよね。
でも、あなたの痛みは日によって違いませんか?痛む場所はどうですか?その時、ヘルニアは出たり引っ込んだりしているのでしょうか。
痛み出した日の前の日にはヘルニアはなかったのでしょうか。持病でヘルニアがあるなんて方もいますが、ヘルニアがずっとあるのに今は痛くないと・・・。
想像してみてください
あなたが立っているとしましょう。あなたの足の裏の神経は床に常に押し付けられている状態です。つまり神経が圧迫されているのです。
でも、痛みやしびれは起こらないでしょう?
妊婦さんではどうでしょう。大きなあかちゃんがお腹の中にいます。赤ちゃんによって神経は押されてしまいますよね。
妊婦さんはみんな痛みとしびれで苦しむのでしょうか?そんなことはありません。
では、高齢者はどうでしょうか?
高齢者は全員が全員、大なり小なり背骨の変形があります。骨と骨と隙が狭くなっていたり、骨の棘が出て神経を触っていたり、
圧迫骨折の経験がある方も多いです。こんな高齢者は必ずといっていいほど神経が圧迫されています。
ですが、みんな同じように痛みとしびれで悩んでいますか?
妻の祖母は96歳で、農業をしています。腰が折れ曲がってはたから見たらいかにも痛そうです。
でも、元気に毎日畑に行っています。
手術をしても痛みが取れない人が続出
ヘルニアが痛みの本当の原因であれば、手術でヘルニアを取り除いてしまえば治るはずですよね。
神経を圧迫していたヘルニアが手術できれいさっぱりとなくなるわけですから。
でも、現実はというと・・・・
実際には、手術でヘルニアを取り除いても痛みが変わらずに悩んでいる方がたくさんいます。
つまり、ヘルニアが痛みの原因ではなかったということです。
痛みの本当の原因は・・・
では、痛みの本当の原因はなんなのでしょうか。
その答えはというと、「筋肉」です。
簡単に説明すると筋肉にトリガーポイントという筋肉のコリができることで痛みやしびれが起こります。
神経痛のように思われる痛みも筋肉が原因で起こります。
この筋肉のコリであるトリガーポイントを取り除けば、痛みやしびれは治ります!
そのために、筋肉を緩めてください。
鍛えるのではなく、緩めるのです。
騙されたと思って毎日筋肉をテニスボールなどを使ってほぐしてみてください。
楽になりますから!ほぐして少しでも楽になるということは、痛みの原因にアプローチができている可能性があるということですよね。
トリガーポイントに関しては、また詳しく説明させていただきます。
まとめ
ヘルニアは痛みの原因じゃないよってことを覚えておいてください。
ヘルニアがありますねって言われても「ふーん・・・」ぐらいでOKです!
「ヘルニアの持病を持っているんですよね」って言ってるなら今すぐ止めましょう。
それは、自分自身で腰痛の原因を作り出してることになります。
ヘルニアがあってもなくても痛みには関係ないのだから。
本当の痛みの原因に目を向けてくださいね。
もし、何か質問があるならお気軽にどうぞ。
ではまた。
執筆者 はせべ鍼灸整骨院院長 長谷部俊
鍼灸師 / 柔道整復師 / 柔道整復師専科教員
国家資格である鍼灸師と柔道整復師を取得。
大阪にある整形外科のリハビリテーション科、小児整形外科で従事。
柔道整復師専科教員の資格を取得後、結婚を機に徳島県に帰省し、2009年はせべ鍼灸整骨院を開院。
分院に徳島県藍住町の徳島藍住整骨院、愛媛県西条市のORGANIC鍼灸整骨院西条院がある。
痛みの施術を専門に年間のべ15000人以上の患者が来院する。